小っちゃくても役割があるんです。
さて、本日はこんな所でも役割があるんですよ~ということでバルブキャップを少し勉強していきます。
バルブキャップとは・・
ゴムバルブや金属バルブの先端につけるキャップのこと。当たり前ですね(笑)
様々なバルブキャップが昨今ありますね~。
こちらはごく一般的なバルブキャップ
こんなバルブキャップもあったり・・・
簡易的にエアーチェックができるタイプもあります。
※タイヤフィッターで絶賛販売中
もっと探せばまぁいっぱいある訳でして・・・ここでは割愛させていただきます。
しかしながら、このバルブキャップ、どんな役割なのかを少しだけ掘り下げていきます。
前のブログでもちらっとご紹介しましたが、タイヤのエアーはそもそもキャップでふたをしているわけではなく、バルブコアというものでふたをしています。
こいつが空気の弁のかわりになっていて、エアーが漏れるのを防いでいるのです。
ということは無くてもいいんじゃないか・・・。そうなりますよね?
役割といえば「水やゴミの進入を防ぐ」ということ。
タイヤは車のパーツで唯一地面に設置しているパーツ。日々いろんな道路環境の中、雨が降ったり、砂埃がひどかったりと目まぐるしく変化していきます。
バルブは細い金属の軸とゴムのパッキンが入っていますので、そこに水が混入してしまうと錆びの原因や、腐食の原因となり、空気漏れや入れる際の不具合などが発生してしまう可能性があります。
ゴミの進入については石ころなどの細かいものが入ったままエアーをいれようとすると異物がコアを押し込んでしまいエアー漏れの原因になったりします。
そして意外な盲点がキャップの中にあるパッキン。
ここで一つご説明を・・・
バルブキャップの中にパッキンがあるのが見えますでしょうか?
そもそもこのパッキン、実は優れもので例えコアから空気が漏れたとしてもこのパッキンが防いでくれる役割があります。
ですが、腐食などでズレてしまったらその役割も果たせませんね・・・。
やはり車のパーツ1つ1つに役割があり、それをとってしまうとどんなデメリットがあるのか、そのデメリットはメリットよりも大きいのか、たかがバルブキャップ、されどバルブキャップ、ということをお伝えして本日のブログはこの辺で失礼します。