ランフラットタイヤ「パンク修理できない」理由
みなさん、こんにちは。
昨日は東京・神奈川・埼玉各地で雪が舞ったようで、場所によっては積もっているようですね。道が凍結していたり、普段とは状況が違うところもありますので、十分気を付けてください。
さてさて、昨日のblogは読んでいただけましたでしょうか。「イイネ」をしていただいた方、ありがとうございました。昨日は実際にあった出来事を交えながら、ランフラットタイヤのことについてお話をしました。まだお読みでない方は是非読んでみてください。
今日はその「ランフラットタイヤ」の素朴な疑問についてお話をします。 タイヤメーカーから決められているルールがあります。
「ランフラットタイヤはパンク修理できません」 という決まりごと。 なんでよ!! 特別なタイヤだからできないの???
「ランフラットタイヤの性能を使ってしまったタイヤはパンク修理ができない」 が正解だと思います。 国際基準では70KPA以下での走行をした場合、ランフラットの性能を使う基準になります。
サイドウォール強化タイプのランフラットタイヤは、内圧が抜けてもサイドの補強ゴムにより車重を支え、走行することが可能です。
しかし、国際基準の70KPA以下で走行をし続けるとサイドウォールの補強ゴムを破壊しながら走行をすることとなります。
では、サイドウォール補強ゴムの破壊とはどんなものか。
これを見ればおわかりですよね。
ここまでになると、エアーを充填することすら怖いですし、破裂する可能性のほうが高い。
実際タイヤの中身がこんな状況になってるとは思わないですよね、外観からではわからない部分ですので。
この状況を確認せずに、外面パンク修理を行うと・・・・・・・・・・(爆)
おわかりですよね。
外面パンク修理が完了し、エアー充填の際に破裂するかもしれません。または帰り道でバーストするかもしれません。
当社では外面のパンク修理は一切行っておりません。こういった理由があるので、タイヤの中身(状態)をしっかり確認させていただいてから
パンク修理の可否を判断させていただております。
もし心当たりのある方、エアーチェックを当分されていない方は、我々タイヤフィッターにご相談ください。