磨耗タイヤで迎える梅雨
武蔵村山店からこんにちは!
5月も折り返し地点を過ぎて、もうすぐ関東にも梅雨がやってきますね。
夏前なので必要は必要ですが、やはり雨が降ると気分がどうにも乗らなくなります。
梅雨を迎えるにあたり、今回はブレーキを踏んだ時の制動距離についてのお話をします。
雨が降ると自動車でブレーキを掛けた時に、ドライ路面に比べて制動距離が長くなることはみなさん教習所で学習済みでしょう。
ただ具体的にどれくらいの差が出るのか?気になって調べていたらJAFさんが行ったある実験の記事を見つけました。
”新品のサマータイヤ、5分山サマータイヤ、2分山サマータイヤ(いずれも法定使用限度1.6㎜以上の溝)、
そして5分山スタッドレスタイヤを使ってウェット路面上を時速60キロと100キロで走行し、制動距離を測定する”
というものでした。
新品タイヤと摩耗したタイヤでの実験です。
時速60キロ走行の測定では、新品サマータイヤ、5分山サマータイヤではさほど差がなかったようですが、
2分山サマータイヤと5分山スタッドレスタイヤではかなりの差がでたようです。
さらに時速100キロ走行の測定では、ドライ路面に比べて1.7倍、また5分山スタッドレスタイヤでは1.4倍の制動距離を測定したそうです。
磨耗したタイヤでウェット路面を走ることは決して安全とは言えないみたいです。
またこれらはハイドロプレーニング現象を引き起こす原因ともなり、危険ですね。
みなさんのタイヤはいかがでしょうか??
もしかなり減っているようであれば、梅雨やゲリラ豪雨が降った時に備えて新しいタイヤに交換しましょう!
武蔵村山店よりお送りしました!
(画像拝借しました。)