潰れたら最後
今日は朝から比較的涼しい日になりましたね。
とうとう熱い夏も落ち着いてきて待ちに待った秋がやってきます。
心なしか食欲も湧いてきてまた食べる量が増えてきた気がする、、、
さて、それでは本題へ。
ホイールの盗難などの被害に遭わないようナットには様々な種類の盗難防止用ロックがあります。
タイヤ交換の際には通常のナット同様にこのロックナットも一緒に外さなければなりませんが
外す際にはこの画像のような専用のソケットが必要になります。
ナットとソケットは対になっている為、代わりのソケットの用意は店頭に置いていません。
となるとお忘れになってしまった場合には外すことができなくなってしまいます。
しかしソケット忘れの他にも外すことができない場合があります。
それはソケット自体の損傷。
こちらの二枚の写真をご覧いただくとナットに引っかかる凹凸部分が潰れてしまっているのがわかります。
この凹凸部分がナットにしっかりと噛み合った状態で緩めるため、潰れてしまっていると緩めることができません。
ナットとソケットの噛み合わせが悪い状態で締緩を行うとこのように山がつぶれてしまう事があります。
一度潰れてしまった場合、多くの場合はナットを壊して外すことになるので費用も時間も無駄にしてしまいます。
ご自身で脱着作業を行う際にはこういった部分にも注意しましょう!